本セミナーは、300名近くのお申込みをいただき、ご好評のうちに終了しました。

チーム立上げから軌道に乗せて活動してきた5年間の歩みは、まさに「院内排泄ケア文化の構築」そのもの。今後さらに地域連携を進めていくという、次の視野にも大いに刺激をいただきました。

 

チーム継続のカギは学会発表？！
嘉手川ドクターが見出した成功のための4つの極意とは

 

2016年4月に排尿自立指導が保険収載され、排尿障害診療と排尿ケアのシステム構築には絶好の機会と意気込んだ嘉手川先生でしたが、
「診療報酬200点では労力に見合いません」
「理想は立派ですが現場は排尿ケア以外のことで大変です」
と厳しいご意見が寄せられ難航。
それからは継続可能なシステム作りへと戦略を練り直し、院内勉強会の他、一病棟ごとに残尿測定器を増やして仕事をやりやすくしたり。
リハビリやシステムエンジニアとも連携を開始。
2年後には200件を超える指導件数を維持するまでに定着しました。
その成功の極意とは、

①喜んでもらう、②臨床研究する、③発表する、④経営貢献する の4つ。

2021年には排尿自立指導の費用対効果に関する研究として日本老年泌尿器科学会学会賞も受賞。
TENAアカデミーでは2021年10月14日にご講演いただきました。

あれから1年、嘉手川先生とCSTメンバーはコロナ禍でどのように活動を継続していらっしゃるのでしょうか？
スタッフの結婚や妊娠出産、人事異動や退職などメンバーの入れ替わりが余儀なくされる中で今もなお新たな残尿測定器を研究しているのは、「障害診療とケア」を地域の施設や在宅にまで浸透させたい思いがあればこそ。
嘉手川先生が創った良き前例には、医療従事者のみならず介護ケア現場や民間企業など、どの組織でも再現可能な真理があります。
是非、講演を聞きにいらしてください。多くのご参加をお待ちしています。

見逃し配信も事前申込制です。
見逃し配信URLは、講演会終了後にPeatixメッセージにてご連絡いたします。

 

申込特典

この講演会にお申込いただくと、前回2021年10月のご講演 【嘉手川先生が創った前例に学ぶ「排尿自立支援を通したチーム医療」(講演60分＋質疑応答)】を期間限定でご視聴いただけます。

 

■前回の講演の様子（ダイジェスト版 約10分）