現場のチカラを高める組織運営
2022年12月、情報誌「リーエンダ with TENA」Vol.11を発行しました。
今号のテーマは、”現場のチカラを高める組織運営”です。
コンテンツ
1ページ:あらためてご紹介したい「TENAマイスター認定制度」
2-3ページ:医療法人社団桐和会 川口さくら病院様インタビュー
4ページ:インタビューから見えた「現場のチカラを高める組織運営 4つのポイント」
Topics:人材育成・定着に取組む施設を見える化
みどころ
注目は、医療法人社団桐和会 川口さくら病院様のインタビュー。全人的ケア実現に向けた組織づくりについて、看護部長楢木野様、看護師長髙橋様にうかがいました。
看護部長楢木野様は、以前同法人別病院でTENA導入を進めましたが、当初は職員の理解が得られず、なかなか効果が出なかったといいます。
その際、立て直しのポイントとなったのは、
〇管理者・リーダーが「なぜ排泄ケアに取組むか」目的を明確化
〇「患者様を主語」に据え、取組目標を職員と常に共有
〇委員会メンバーを立候補制にして少しずつ「やりたい」メンバー増加
このご経験を、異動後の川口さくら病院でのTENA導入で活かし、地域における病院の役割から再設定。
「高齢者専門病院として患者様の在宅復帰を支援する病院」としての役割を果たすためにTENAを導入して排泄ケアに取り組む、と取組意義を明確にしました。
可能な方には排泄の自立を。パッド使用ならその方に合ったパッドを必要な人に必要なだけお使いいただく。
その思いは、スタッフの皆さんの共感性を高めます。また、患者様にとっての良化のポイントを数値化し賞賛することで、現場のチカラが引き出されて活性化したといいます。
とかく新しいことに取組む際には、慎重派の出現や、変化への対応に時間が掛かることはよくあるものです。
トップが方向性を明確に示したうえで、成功体験を持つ人を増やして徐々に変化の波を広げ、組織変革を導いたお話には勇気をもらいます。
ぜひ下記よりご覧ください。
また、オンラインTENAアカデミー会員様は、川口さくら病院様でのさらに詳しい取組内容について、事例ムービーをご視聴いただくことができます。
事例ムービーはコチラから。