コンチネンスサポートチーム(CST)とは
【コンチネンスケアwith TENA】を進める上で特徴的なことは、
改善活動推進チーム”コンチネンスサポートチーム(CST)”を立ち上げていただくことです。
CSTは、個人の暮らしや排せつの状態に合わせたケアを組織的に行うマネジメントチームのこと。
最適なコンチネンスケアの計画・実践・評価のサイクルを進めます。
CSTの特徴の一つに組織・マネジメントの視点があります。
より良いケアの実現、さらに人生の質向上を目指す上では、経営理念に基づき、ご利用者の生活、スタッフの働きやすさ、経営効率の3つの視点でとらえ、施設全体で推進することが鍵となります。
(「組織活動テーマ設定・課題整理」の記事をご参照ください)
そのためには経営者、現場管理者、介護・看護・リハビリ・栄養士など、すべての職種の皆さまが目標を共有し、組織的な取り組みとしていただくことで、ケアの生産性向上や人材育成など成果の幅が広がります。
TENAには、このCST活動を進めるオリジナルメソッドがあります。
オリジナルツール「CST実践ガイド」を活用しながら、担当のTENAアドバイザーが活動をサポートします。
詳しくは地域の担当TENAアドバイザーまでお気軽にお声かけください。
CSTを中心としたそれぞれの役割
経営者
●経営理念や施設運営方針と、排せつケアの重要性をあわせて解説
●プロジェクトオーナーとしてのキックオフ宣言
現場責任者
●ご家族や他部署との連携や調整
●新たな発見や気づきを吸い上げ、ルールや仕組みを改善
CST:コンチネンス・サポートチーム
●担当部署の指導役として
∟現場業務の流れを整備、TENAの特性を活かしたケア手順の周知
●毎月のチーム会議にて
∟難渋ケースの検討、効果測定、トータルコスト管理
●成果をまとめて次のステージへ
∟事例発表、マニュアル更新、次期CSTへの引継ぎ