臀部の皮膚かぶれ、良くなったり悪くなったりを繰り返しています
痒みが強く、おむつ交換時や入浴時に掻きむしってしまいます
仙骨部に褥瘡がある場合のTENA製品の選び方は?
おむつの中のなかなか治らない痒みや痛みは、
トラブルの原因やそのつらさからいち早く解放して差し上げたいものです。
臀部の皮膚かぶれ 良くなったり悪くなったりを繰り返しています
便失禁と皮膚のバリア機能
高齢で失禁のある方の皮膚は、トラブルを発生しやすく、治癒しにくいのが特徴です。
パッド内の過度の湿潤が浸軟(ふやけ)をおこし、浸軟によって皮膚のバリア機能が低下、そこに尿や便が接触して皮膚表面の組織が損傷を引き起こします。
皮膚のバリア機能を理解し、良い状態を維持するケアが欠かせません。
特に水様便はアルカリ性で消化酵素を多く含むので、便失禁があった場合は速やかにおむつを交換しましょう。
清拭・洗浄時は【こすらない・残さない・過剰な洗浄をしない】ことが大切です。
改善に向けた考え方・ヒントをショートムービーでご覧ください。(2分18秒。音が出ます)
排泄から考えるスキンケア
肌にはその方の人生があります。
肌と排泄との関係を考えるとき、どうしても臀部など部位に注目しがちになりますが、全身を覆い、目・耳・鼻・舌と同様、感覚器官としての役割を持ち、食事・栄養状態、身体清潔、活動など日常生活に深く関わっています。
だからこそ、日々のケアの中で皮膚の状態を観察し、わずかな変化や予兆をとらえる予防的視点が大切です。
また、一度肌が傷つくと治癒には時間がかかります。
そのため、心地よい肌を維持するため、わずかな変化や予兆をとらえられるよう、多職種チームで肌の状態を観察していくことが大切です。
TENAワークショップシリーズ「③排泄から考えるスキンケア」では、
その人のもつチカラ・ケアのもつチカラを活かしたお取組みを進めます。
- 理念
- 基礎知識
- 実践ステップ
を分かりやすくまとめています。
オンライン学習プログラムでは、TENAワークショップシリーズのコンテンツの一部を、ショートムービー形式で必要な知識と進め方を学ぶことができます。
※オンライン学習プログラムはサイト会員限定コンテンツです。ぜひ会員にご登録ください。
また、取組みに際しては、地域の担当TENAアドバイザーがサポートさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。