TENAオンラインTENAアカデミーTENA活用のヒントがかかるTENAオンラインTENAアカデミーTENA活用のヒントがかかる

あて方・使用方法

会員になると記事が読み放題になります。お気軽にご登録ください。

あて方・使用方法

チャプター2【ケアの生産性を考える】【活用のヒント】おむつのサイズ選定

高いフィット感はサイズ選びにも着目してみましょう

 

適切なサイズはどれ?

ベルトタイプのTENAフレックス。ベルトを腰に巻き、パッドをベルトに固定するユニークな形状のパッドです。

気持ち良く着用していただくことを目指すとき、正しいあて方は大切な要素ですが、同じくらい重要なのがサイズ選びです。

 

同じ人にTENAフレックスをサイズ違いで着用してもらいました。

この方に適したサイズは 左・真ん中・右のどれだと思いますか?

 

 

 

正解は・・・

 

 

「左」のSサイズです!

 

 

左:Sサイズはちょうどよいサイズ感で、鼠径部(脚の付け根)にも自然にフィットしています。

 

真ん中:Mサイズは、立位正面から見たときにはあまり違和感ないように見えますが、座位(座った姿勢)を見ると、鼠径部にややもたつきがあり、脚の動かし方にも影響を与えてしまう場合があります。

 

右:Lサイズは、立位正面から見ても、TENAフレックスのベルトがウエストより上に位置してしまっています。また、座位でもパッドが肌から浮いてしまい、鼠径部のフィット感がありません。

ベルトを固定するテープとパッドをベルトに固定するテープが重なると、はがれやすくなる原因となります。

 

大きければ安心というわけではありません

 

TENAは中にパッドを入れず、1枚で使うように設計されています。

そのため、ちょうど良いサイズを選ぶことは、下着のようなフィット感につながります。

しかし、大きめを選んでしまうと、パッドがもたついて隙間が生じやすくなったり、皺やずれを引き起こしやすくなってしまいます。

 

下着を選ぶのと同じように、本当に気持ちの良い1枚を選ぶには、ぜひサイズにも着目してください。

 

 

次に、ベッドギャッジアップ時のずれによるTENAフレックスへの影響を見てみましょう。

 

 

頭部の高さ45度のとき、上半身は足方向へずれやすくなります。パッドのサイズが大きめだと、皺やたるみが起こりやすくなり、SサイズとMサイズのずれ方の違いを見ると、Mサイズは皺が多くできています。

 

このように、パッドのサイズ選びは肌への安全性にも影響を与えます。

 

TENAアドバイザーがご施設・病院の”排泄ケア仕組化”をサポート

今回ご紹介したサイズ選び、製品選択やケアパターンの見直しなど、TENA製品の特性を活かした排泄ケアの仕組化を、専任のTENAアドバイザーがサポートします。

製品を見てみたい、TENAアドバイザーのサポート内容など、ご質問・ご要望はお気軽にお問合せください。

 

TENAフレックスの製品詳細はこちら

TENAフレックス(※製品ページへ移動)