車椅子の旅人 井手公正さんの挑戦(2021年)
「おむつは格好わるい」
交通事故に遭い一瞬で変わってしまった人生を生きてきた井手公正(いで こうせい)さんの7年間は、受傷から間もない天気のいいある日、初めて車椅子に乗せてもらい病院の外へ出たときから始まりました。
車椅子から見える地上からの高さ1メートルの美しい眺めが悲しく、ただ泣くことしかできなかったとき、お父さんは黙って病室に連れ戻してくれたといいます。
作業療法士だった公正さんにとっては、おむつをした格好わるい姿でリハビリを受けなければならないことにも葛藤がありました。
それから数年が経ち、現在は身体介護サービスは受けず家事はヘルパーさんに手伝ってもらいながら自宅で暮らす公正さん。
書籍やインターネットからの情報を頼りに居心地のいい空間を整え、今度は発信する側になって人の役に立ちたいと医療福祉を学び続けています。
新しい身体になってから留学したデンマークで体感したノーマライゼーションとはどのようなものだったのか、
失敗を成功体験に変えた仲間とのエピソードなど、20分ほどの映像でご覧いただけます。
井手公正さんのご利用製品はこちら
● TENAパンツ(※製品ページへ移動)
● TENAウェットワイプ(※製品ページへ移動)