「歳だから、ちょっとモレても仕方ない」
「たくさんあるおむつ、
おばあちゃんに合うのはどれ?」
「落ち込んでいる友人、
どうはげましたら良い?」
もしも明日、介護が必要になったとしても
普通の暮らしを続けたいあなたに知ってほしい
大人になってからの排泄のこと
「歳だから、ちょっとモレても仕方ない」
「たくさんあるおむつ、
おばあちゃんに合うのはどれ?」
「落ち込んでいる友人、
どうはげましたら良い?」
もしも明日、介護が必要になったとしても
普通の暮らしを続けたいあなたに知ってほしい
大人になってからの排泄のこと
エピローグ、「TENA」製品紹介
「コンチネンス」とは、排便・排尿などの排泄のコントロールができている状態のことです。赤ちゃんのおむつが取れてトイレトレーニングが終わったあと「おねしょ」の心配があったとしても、おとなになれば、特にコンチネンスを意識することはないのが普通でしょう。ところが、失禁などの排泄障害は、加齢とともに誰にでも起こる可能性があり、特別なことではありません。それなのに、排泄のことを口にしにくい、恥ずかしいこと、と隠してしまうのが常でした。
排泄障害は、原因にあった対応策を見つければ、高齢であっても改善が望めます。また、多少の漏れがあっても、少しだけ視点を 変えて、少しケアの工夫をするだけで、気兼ねなく自分らしい生活を送ることができるのです。ケアをする専門職、ケアを受ける人と、その家族、排泄に悩みを持つすべての人たちに「快適な排泄」をあきらめないでほしいと思います。ぜひ、本書で排泄のことを正しく知ってコンチネンスケアを目指してください。
日本赤十字中央女子短期大学卒、都立公衆衛生看護専門学校保健学科卒、千葉大学大学院看護学研究科看護システム管理学卒業看護学修士。看護師として総合病院、東京都(保健師として)、民間の高齢者・障害者の複合施設などに勤務。2012年4月に排泄ケアサポートセンターウエルビーイングオフィスKを開業し代表就任。
【担当専門外来】
南東北医療クリニック泌尿器科にてコンチネンスケア外来担当(2000年7月1日~現在)、大学附属病院泌尿器科、泌尿器科クリニック等数カ所で排泄ケア専門外来を担当。
【資格】
看護師、保健師、介護支援専門員、健康運動指導士、認知症ケア専門士、心理相談員
ユニ・チャーム メンリッケは、失禁に悩むすべての方のクオリティ・オブ・ライフを向上するため「ひとりの人を大切に」をブランドメッセージに掲げ、介護福祉施設や病院を中心にケア用品「TENA(テーナ)」とスウェーデン式コンチネンスケアシステムをお届けしています。
1997年、ベビー用紙おむつや生理用ナプキンなどで日本市場をリードするユニ・チャーム株式会社と、福祉先進国スウェーデン生まれで成人用コンチネンスケア(排泄ケア)用品メーカーでは世界最大のEssity(旧SCA 社)による合弁会社として誕生しました。介護される方の尊厳を守り、一人ひとりの症状などにあった個別ケアを推奨することで、地域の医療介護の連携や高齢者の自立支援、地域包括ケアの実現に貢献していきます。
ユニ・チャーム メンリッケ株式会社
TENA(テーナ)は、世界で初めて紙おむつを商品化したスウェーデンのコンチネンスケアブランドです。ヨーロッパをはじめ、北米、アジアなど世界100ヶ国以上で、最も多くの方に親しまれており、日本国内では1987年に東京都内の高齢者施設で第1号導入を開始。現在では特別養護老人ホーム、老人保健施設、病院などを中心に、全国各地で10万人にご愛用いただいております。
「個別ケアにより円滑な自力排泄が行えるようお手伝いさせていただく」という理念は、発売当時から変わっていません。TENA アドバイザーはこの理念のもと、ケア用品の適切な使用方法をアドバイスし、よりよいケア方法をご利用者さまと協力して作っていくことで、誰でも・いつでも・どこでも、その人にとって最適なケアが受けられる社会作りを目指し活動しております。
*Amazonペーパーバックとは、注文に応じてAmazonが印刷して発送する冊子です